ケース1:「資金調達の多様化と効率的な運用」
背景
自動車部品製造業A社様では、マシニングセンタの導入を検討していたが、今後、海外進出の計画もあり、銀行の借入枠は運転資金として確保したいと考えていた。
導入効果
リースを利用することで、金融機関からの借入枠を温存したまま、設備を導入することができた。また、一定のリース料だけで設備が使用できるため、資金が固定化せず、効率的な資金運用が図れた。
ケース2:「物件管理のアウトソーシング」
背景
医療品小売業(ドラックストア)B社は、積極的な店舗展開により、順調に業績を拡大していたが、1店舗あたりに導入する設備点数はかなりの数であるため、店舗設備の管理に膨大な時間を費やしていた。
導入効果
リースでの導入により、固定資産台帳での管理や減価償却計算のほか、固定資産税の申告・納付、損害保険付保、物件廃棄などの煩雑な管理をリース会社にアウトソーシングできるため、事務の省力化が図れた。
ケース3:「設備の陳腐化リスクの軽減」
背景
土木建設業C社は、常に最新鋭のIT機器を導入したいと考えており、法定耐用年を経過する前に入替を行っていたが、残存簿価があるため、入替により除却損の計上が必要となっていた。
導入効果
陳腐化の早い設備について、使用期間に合わせたリース期間を設定することにより、法定耐用年数に拘束されることなく、早期償却が可能となった。