リースの仕組み
リースの信頼が、企業の合理化を実現します。
お客さまが希望する機械、設備等をひろぎんリースが、お客さまに代わって購入し、それを月々一定のリース料でお貸しします。
この仕組みは、下図の三者が信頼でしっかりと結ばれることによって、経営の合理化を推進、実現するものです。
- リース期間:物件の性質や耐用年数に基づき、相談の上、決定されます。
- リース料:原則として、リース期間に応じて毎月の均等払いとなります。
- アフターサービス:独自で購入する場合とまったく変わることなく、メーカーやディーラーの責任ある保証やアフターサービスが受けられます。
- 契約期間満了後:物件を返却するか、再リースするか、どちらでも選択できます。
リースの手続き
1.物件の交渉・決定お客さまはメーカー(ディーラー)と相談・交渉し、物件の機種・仕様・価格・納期等を決定します。
2.見積書の提示当社はお客さまからいただいた情報をもとに、リース料を試算し、見積書を提示します。
3.リースの申し込み・審査お客さまには「営業報告書」(2期分)「会社概況書」を添えてリースをお申し込みいただきます。
当社は取引条件などを審査の上、審査結果をお客さまにご報告します。
リース条件の合意確認の上、リース契約を締結します。調印には代表者印による捺印が必要です。
5.物件の発注当社はメーカー(ディーラー)と売買契約を締結し、お客さまに代わって物件の発注をいたします。
6.物件の納入メーカー(ディーラー)は、物件を指定場所に直接納入し、お客さまとの間で、アフターサービスのため保守契約を結びます。
7.リース開始お客さまは物件の検収後、検収証(借受書)に捺印をし、第1回目のリース料を支払います。
8.物件代金の支払い当社はリース料入金を確認し、メーカー(ディーラー)に物件代金を支払います。
9.リース期間満了(再リース)お客さまは基本リース期間終了後、リース料の年額1/10でリースを継続(再リース)することができます。
10.契約終了ご使用されなくなった場合は、物件を当社にご返却いただきます。ご返却に伴う諸費用は、お客さま負担となります。
リース料
リース料には、物件価格、固定資産税、動産保険料、金利が含まれています。これらをリース期間中、原則としてリース期間に応じた毎月の均等払いにてお支払いいただくことを前提に計算しております。
- 物件価格・・・通常は、お客さまがメーカー や ディーラー(売主)と交渉、決定します。但し、リース会社に売主の選定も含めてお任せいただくことにより、結果的に好条件のリース料を引き出すことができる場合もあります(リース会社の仕入れメリットを享受するもの)。
- 固定資産税・・・リース会社が物件の所有権を持っていますので、ひろぎんリースが申告から納付まで、すべて行います。
- 動産保険料・・・リース会社は、すべてのリース資産についての保険を包括で付保していますので、保険料率は一般の企業に比較して、通常安くなっております。
- 金利・・・金利情勢等を勘案し、毎月変動します(リース期間中は固定となります)。 短期よりも長期の方が高くなります。
”リース料率”について
物件価格(元本)に対して支払うリース料の指標を表したもので、算式は次のとおりです(金利とは異なります)。
月額リース料率(%)=月当たり支払リース料÷物件価格(元本)×100
→ 物件価格に月額リース料率を掛けると、月当たりの支払リース料が算出されます。
リース期間
物件の法定耐用年数と適正リース期間との関係は下記の通りです。
※適正リース期間は、税法上毎月のリース料を全額損金処理できる最短リース期間です。